あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

●やまとコトバ。くにとこころ。01. 空氣のようなコトバが、日本の空氣をつくる。

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人が生きてゆく上で、空氣のような存在であるコトバ。
このブログでは、日本国内でフツウにみられる事象事件をとりあげ、その足元にある日本語とその文化面での問題を考えます。
筆者のタチバも、かきこみがすすんでいくウチにあきらかになっていくでしょう。
当面というか、このトコロ、ワタシが氣にかけている項目テーマを、つぎにあげておきます。

1.日本の一部の企業で、社内公用語を英語にする、というので、
マスコミ有識者産業界などで、詮ない議論批判が続いていること。限界がみえてきたTOEIC狂騒曲。
これに先だって英会話ブームがあり、英会話学校、学習法についての議論、公教育でのさまざまなトリクミが一向に成果をあげていないこと。などなど……。

2.今はなき梅棹忠雄氏の提唱した日本語Roumaji表記の現状と問題点。Roumaji-Kai.カナ文字会についての考察。
醜悪な日本語、うつくしいヤマトことばについて、めぐる思い。

3. 言語学。脳神経科学を含む、コトバと脳の関係についての最近の知見を、自分なりにかみくだいてかんがえてみたい。
さらにそこから、理性の自殺である「宗教、信仰」におけるコトバと心理の問題をかんがえる。

4. 私小説でさえ、触れない事実や変質された表現がある。官製の歴史書や組織宗教の経典においても虚偽記述が普通にあるコト。

5. 国際語、Globish、TOEIC、英検、エスペラントの問題。