あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

歴史:表面に現れたことと、裏面の真実。

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日本の官製史と民間伝承史の齟齬があまりにも激しい。といふより真逆といふべし。文献史跡の誤用捏造史、あるいは廃棄消去で、真実が隠されてきた。
しかし、諺にもあるやうに「隠さば顕る」、今、日本の社会と政治の舞台は、グルリとドンデン返し。

■民主憲法
敗戦後、臨時の日本政府は、軍部の戦争責任を追及しなかった。
独自の新憲法を制定せず、GHQによる憲法を授与した一方、憲法裁判所は制定しなかった。
天皇の戦争責任を追及せず、GHQに利用されるがままになつた。

■民主国家
▶︎英米の戦後処理の基本線、
日本を含めた黄色人種の国際的地位を押さえ込み、抑圧を恒久化するために、アジア諸国分断統治する。ことに日本は、国内的に安定しないように、左翼勢力を温存しながら、右翼勢力を分断すること。
(言論の自由報道の自由、信教の自由)
日本の中央官庁へ絶えず働きかけ、アメリカ政府のコントロール下におく。年次改革要望書
外務省、財務省検察庁宮内庁
アメリカ側の意向にそぐわない総理・閣僚は、時局にふさわしい方法で失脚させる。(汚職の摘発、個人的スキャンダル、国政選挙での敗北、反政府デモ) 地検特捜部。
明治維新以来の天皇家と中央政界の田布施支配。被差別部落民(朝鮮人部落)の分断による権力中枢支配と、被差別部落民の温存。NHK朝日新聞
伊藤博文大室寅之祐河上肇宮本顕治岸信介安部晋三小泉純一郎
在野の、真の右翼と外見上の右翼(創価学会)並びに 在日朝鮮人被差別部落民の混成による非合法右翼(組織暴力団)。
敗戦後の、右翼博徒による第三国人制圧抗争。田岡一雄、一日水上警察署長。

■戦後のマスコミの支配構造は、分断統治のパターン宜しく、左右に勢力を置く。
共産党員の渡邉恒雄を読売新聞の主筆にするのは、原発導入のパシリをした正力松太郎の後を襲ひ、エネルギー政策の利権構造を世論操作で補強したいがため。
安倍晋三
今年になつてから、歐洲各国を歴訪して、ファシスト国家への危険な道へと舵きりしたとみなされてゐることを否定するのに躍起となつてをりました。
その歴訪で、ソフトフアシズムの誤解がとけたとおもひなし、
今回の「憲法解釈」の変更による、集団的自衛権閣議決定が決断されました。
安倍チヤンは、みずからを鉄血宰相ビスマルクになぞらえて、
戦後体制の構造的欠陥を打破しやうとしてゐるのでせうか?
後に『鉄血演説』と呼ばれる演説で、ビスマルクはかう言つた
「目下の大問題(ドイツ統一)は演説や多数決ではなく、鉄と血によってのみ解決されるのであります。 」

武田邦彦先生のニュース・レターから、
今回の滋賀県知事選挙で、自公推薦の候補者がやぶれたコトについて、
のべてをられます。かなり本質的なポイントをついてゐるとおもひましたので、
その、決定打的コアな部分の一節を引用します。
「しかし、自民党の敗戦の原因の基本は、「民主主義」なのに選挙をバカにし、『選挙で合格した人なのに』、選挙民をバカにするということにある。民主党もそれで崩壊した。日本の政治は立派になってくれ!と言っていると感じる。(平成26年7月14日)」