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戦後70年談話 侵略に言及できるか?

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2015年3月10日配信のネツト記事

戦後70年談話に関する有識者懇談会のメンバーの北岡伸一国際大学学長のシンポジウムでの発言が反響を呼んでいる。発言は「安倍首相に『日本は侵略した』と言ってほしい」というもの。

安倍首相はこれまでの国会答弁で「侵略や植民地支配を否定したことは一度もない」と繰り返してきたが、さらに一歩踏み込むように求めた形だ。

「謝罪が中心に来るかどうか」が論点になっていることに違和感

北岡伸一国際大学学長の発言が反響を呼びそうだ(2014年12月撮影)
北岡氏は、憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使容認を提言した、いわゆる安保法制懇で座長代理を務めたのに続いて、戦後70年談話に関する有識者会議「21世紀構想懇談会」(座長・西室泰三日本郵政社長)でも座長代理を務めている。

〈以下略〉



▶︎早速、ネツトへのカキコミが、やかましうございます。

鎖国あたまネトウヨの面々にとつては、腹立たしいかもしれませぬが、
北岡伸一国際大学学長」が、どんな人物なのか、ググツてみれば、おおよそ分かりませうに。
現代に至る近代日本史を研究する学者としてこれ以上のセンセはゐらつしやりますまい。ですから、有識者会議の委員に選ばれてゐらつしやるのです。
歴代首相や官房長官から発表された談話の文言は、害務省がチエツクを入れてをる。批難するなら、アメリカのパシリをしてゐる害務省をたたきなさい。
害務省の校閲をしりぞけて、安倍総理自身が自前のコトバで「談話」を発表するのも結構です。ただ、談話内容の言ひ回しや用語によつては、連合国敵国条項に記載されてをる国の最高責任者として、アメリカからそれなりの処置を受けるでせう。総理にその御覚悟があるのかだうか?