あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

E99/日本人英語の鎖国アタマ

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一週間まへの二ユースです。
英語で難渋してゐる日本人の
背景がわかる内容ですが、
わたしの持論である
「必要でないモノは、すこしの練習だけでは身につかない」といふ、人類共通の前提は
わすれるワケにはまいりません。

?原文「漢字仮名まじり文」
(引用開始)

17日付の中国紙・広州日報は、2020年東京五輪を控え、開催地である東京都が日本人の弱点である英語力の向上に乗り出したと報じた。

13年のTOEFLスコアのランキングで、日本はアジア圏で最低クラスだった。日本より下位の国はモンゴル、カンボジアタジキスタンラオス東ティモールのみ。話すのも聞くのも苦手な「英語恐怖症」の日本人は英語が聞こえてきた瞬間、おどおどし出す。その原因は、島国という閉鎖的な環境や恥ずかしがり屋の国民性、「単脳言語」である日本語が母語という先天的なハンディキャップが考えられる。

陸続きの国同士は簡単に往来できるため、言語学習の環境は恵まれているが、島国である日本はそうはいかない。積極的に発言したがらない恥ずかしがり屋の国民性も、英語能力の向上にはマイナスだ。

また、日本語は「単脳言語」だが、英語は「複脳言語」である。日本人は日本語を話す時、左脳しか使わないが、英語を話す時は左右の脳を同時に使って、言葉のリズムや抑揚を調整する必要がある。日本人の英語学習には先天的なハンディキャップがあるといえる。

このほか、日本人は英語を重視していない点も指摘されている。最近行われた調査によれば、日本人の72%が将来学ぶべき外国語として中国語を挙げ、英語は68%だったとの結果が出ている。

(編集翻訳 小豆沢紀子)



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