あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

亡びちまつたヤマトコトバの『霊園通信』!過ぎたるはなほ 及ばざるがごとし

▶会話でつかふ漢字語•••••旧くて深刻なモンダイ

▷さるメルマガから
〔原文・新カナ遣ひのママ〕


『意識高い系』の会話は伝わらなければ
無意味

こんにちは、坂本りゅういちです。
FacebookなどのSNSや、仕事上で人にあったときなどに、たまに何を言っているのかさっぱりわからない人がいます。
「このセンテンスを読み解くにはもっとロジカルに考えていかないと」
「イニシアチブをとるためにプライオリティーを上げていこう」
最近では“意識高い系”と呼ばれることも多いようですが、やたらと聞きなれない言葉を使いたがる人たちです。
ここでいちいち言葉の意味は書きませんが、正直、「うるせーよ」と思ってしまいます。
これは別にその言葉を否定しているわけではありません。
実際、話をしている相手も同じレベルで理解して会話が成り立つのならまったく問題ないんです。
そういう場合は、むしろ合理的でしょう。私も相手によっては上記したような言葉を使うことはあります。
問題は相手にきちんと伝わるかどうかです。
話している相手に自分の知識をひけらかしたくて言っている場合は何の意味もありません。
これは会話をして”伝えている”のではなくてただ”言っている”だけです。
幼い子供が「ブレストファイヤー!」とか、かっこよく聞こえる言葉を連発しているのと同じです(古い)。
会話をするにはお互いの共通理解が必要ですから、相手に伝わる言葉や言い方をすることが大事。
(引用おはり)