あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

E49/ ENGLISH:日本人のザンネンな言語環境:連載

Master YAMAMOTO の「英会話の正体」
いよいよ20章にさしかかりますが、
そのまえに、

英会話の習得法を教授するのに、
公的な資格などはいりませんが、
これを専門として業務にするなら、多少の知識は必要だと思われます。
ところが、
YAMAMOTOセンセは、その点がかなり怪しいのでした。英会話学習者にとってはどうでもいいことですが、
ひととおりのこころえとして、専門家なら、以下のような分野について、概要をおさえておくべきでしょう。

:言語学一般
●前提科学の所見
・大脳皮質の神経生理としての感覚意識及び言語意識。
屈折語膠着語孤立語についての構造的特徴。
・言語発生学。
・意味論。
・言語習得のメカニズム。条件反射説。
●刷り込まれた枷としての母語。(強制的刷り込み。)、宗教(信仰)との類似性。
●言語における個人的な退化。個人的造語、地域的隠語。
小集団内の隠語。Jargon.
●否定語。ウソ。非在概念(神、霊魂、地獄、無)。綾(ことばの綾)。
差別語(悪態語)。
●ハイパー・クレオールとしての英語。クレオールピジン
●文化の基底、衣食住。
田中克彦言語学とは何か」岩波新書
酒井邦嘉 「言語の脳科学ーー脳はどのようにことばを生みだすか」中公新書

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○昨日の夜は、
高槻教室(油絵)を終ったあと、
いつもの、行きつけの「和屋」KANOUYA で呑んでおりましたところ、
若い白人が入ってきて、ワタクシのとなりにすわりました。
いろいろ話して、相互に自己紹介。オーストラリアから、2年まえに来日して、
オーストラリアWINEの輸入を仕事にすべく、京都で法人を立ち上げたそうな。かたわら、英会話の講師もして、この日は高槻に、そのアルバイトで来ていたとのコト。
His name is Jessie.