E116/ 日本語やめて English(英会話) / A Little Language Goes a Long Way
k。い。。
承前)……
『通じる英語・上達のコツ』のエピローグ(p.213~)で 知つたのだが、
文部科学省の中高・英語の「学習指導要領」では、
「発音記号を教えることができる」とされ、
きちんと教えるやうに 要請されてゐるワケではない さうな。
挙句のはて、さる高校の英語の教科書には、単語の発音記号は
一切しめされてゐない、と云ふ。(本書執筆の 2000年12月時点)
平澤氏の嘆きは、いかばかりか?
なので、
通じる英語を モノにしたいカタには、この一冊を
是非 訓練テキストとして 活用していただきたい。
今さら、発音まで 手がまわらないといふ 「難民志向」の方々には、
以下の項目だけでも、反省材料として、お読みいただきたい。
『通じる英語・上達のコツ』50のポイントでも、
一般日本人にとつて未見の 点がいくつかあります。
p.46「■基本中の基本ーーー短母音」から
ポイント【1】
/ ɪ /は「イ」と「エ」の中間である
p.49
ポイント【4】
シュワ/ɚ/ は、「あいまい母音」
p.70
ポイント【12】
/ l /は、「ウ」と発音する場合がある
p.98
ポイント【19】【20】【21】【22】
は、/t/(/d/)のタタキ音化についての細かい解説
などなど、
非常に具体的かつ網羅的に解説してゐます。
これが、ポイント【50】までつづくワケであります。