日本人のザンネンな言語環境：連載 15.国内留学モドキ
◎もう一度、繰り返します、
その前に、
○ワタシが教えている受講生のなかには、還暦をこえていながら、英会話の教室にかよったり、CDつきの本を買いこんで自習している方がけっこういらっしゃいます。もう数年前になりますが、ニュージーランドに半年間留学なさった奥さんもいました。
ご熱心なことだと感心しておりましたが、ザンネンなコトに今ではほとんどしゃべれません。帰国後、とんと上達しないどころか、ドンドンおぼつかなくなってきます。あげく、
○アドバイスをもとめられましたものの、ワタシの方法は性に会わないようでした。身につけた会話能をそれなりの水準に維持する方法なんですが、
ご自分のヤリ方でナントカしようと、しばらくもがいていらっしゃいました。週に二回も英会話教室に通っておられたのです。
別に「書けない」でもいいとおもうんです、日常英会話の世界なら。
○でも「きけない、はなせない、よめない」の三重苦では、個人旅行で、あちらの国際空港におりたったとき、タチマチこまりますよね？
100万円以上もだして、半年間もホームステイした、その努力はいったいナンだったんでしょうネ？
◎旅の失敗エピソードで、笑ってすませる経験談も、ま「海外旅行に行った」という自慢話とすれば、少しはウソ寒いカンジでホホエマシイ。
○それでも、僕の「しゃべれるようになる練習法」はとらないで、ご自分のやり方をおしとおされますな。三年つづけようが五年やろうが、みごとなまでにカタコト発話で「質問おことわり」のレベルに停滞なさってます。
(「質問おことわり」とは、
＊相手から話しかけられても、聞き取れないヒヤリング能／日本語耳。何度も聞き返すのははばかられるので３回目の聞き返しで諦める。会話が途切れ、しばし茫然。ニヤニヤ沈黙。
＊ボキャブラリーが少ない。カタカナ英語のボキャブラリーは膨大に知っているのに、それを本家の英単語として「聞けない」「読めない」「発音できない」。もったいない。
→といった状況にある方のコト。)
「質問おことわり」ですから、まったく会話になりません。ハタから拝見していて、まことにザンネンでなりません。
◎しゃべれない方はミナサンほとんどおなじ勉強法を採用なさってます。つまり、英会話教室にかよいながら、いつまでたってもしゃべれない、他のイラナイ族とおなじ方法です。
○それは、いまも昔も日本でおこなわれているやり方です。日本人であるアナタも中学高校でやったことのある方法です。
○第二次大戦のあとこれまでに三回、英語ブームがあったといわれます。その都度、いろんな英語本がベストセラーになるのですが、日本の英語事情におおきな変化はありません。
英語イラナイ族のみなさんを、しゃべれない状態におくタメではありませんが、
○英語環境を自ら創りあげるには、邪魔をする日本語環境の誘惑が強すぎます。勢い、イラナイ族の方々は、日々日本語モードで生活なさいます。仕方ありません、日本語の方がわかりやすいんですもの。
◎その挙げ句、日本人の英語ベタは自他ともにみとめる折り紙つきのままです。
でも、ミナサン「しゃべれる」やり方を採用しようともなさいません。
英語英会話の達人と呼ばれる人は、自分の体験談や練習法を本にしていますが、それらの方法は、ザンネンなミナサンのやり方とはまったくちがいます。それは、しゃべれない人が採用したくない方法です。
○ザンネンなミナサンは、いつまでたってもしゃべれないやり方に必死にしがみついていらっしゃるようにみえます。堂々めぐりのアリ地獄です。
結果、いつまでたっても、しゃべれない状態がずっとつづくのです。
○しゃべれるようになる練習法とはどんなモノか？
今まで再三述べてきました、イラナイ族であるアナタが絶対やりたくない方法です。
○６ヶ月で、そこそこしゃべれるようになれる、世界中の人々が採用しているやり方です。すなはち、語学留学にちかい状況をみずからつくりだすのです。
◎フォニックスを二た月以内で履修しておく。
◎やさしい本から音読をつづけ、一年以内に百万語を読破する。
◎英英辞典をつかう。英和辞典の弊害を知る。
◎自分流・基本文型100のマル暗記。くりかえし練習。
◎日常生活に英語をくみこむ。日記、メモ、手帳、TV、ラジオ、DVD、新聞、読書（PB）、Webサイト閲覧、携帯電話（スマホ）などなど。
その前に、
○ワタシが教えている受講生のなかには、還暦をこえていながら、英会話の教室にかよったり、CDつきの本を買いこんで自習している方がけっこういらっしゃいます。もう数年前になりますが、ニュージーランドに半年間留学なさった奥さんもいました。
ご熱心なことだと感心しておりましたが、ザンネンなコトに今ではほとんどしゃべれません。帰国後、とんと上達しないどころか、ドンドンおぼつかなくなってきます。あげく、
○アドバイスをもとめられましたものの、ワタシの方法は性に会わないようでした。身につけた会話能をそれなりの水準に維持する方法なんですが、
ご自分のヤリ方でナントカしようと、しばらくもがいていらっしゃいました。週に二回も英会話教室に通っておられたのです。
別に「書けない」でもいいとおもうんです、日常英会話の世界なら。
○でも「きけない、はなせない、よめない」の三重苦では、個人旅行で、あちらの国際空港におりたったとき、タチマチこまりますよね？
100万円以上もだして、半年間もホームステイした、その努力はいったいナンだったんでしょうネ？
◎旅の失敗エピソードで、笑ってすませる経験談も、ま「海外旅行に行った」という自慢話とすれば、少しはウソ寒いカンジでホホエマシイ。
○それでも、僕の「しゃべれるようになる練習法」はとらないで、ご自分のやり方をおしとおされますな。三年つづけようが五年やろうが、みごとなまでにカタコト発話で「質問おことわり」のレベルに停滞なさってます。
(「質問おことわり」とは、
＊相手から話しかけられても、聞き取れないヒヤリング能／日本語耳。何度も聞き返すのははばかられるので３回目の聞き返しで諦める。会話が途切れ、しばし茫然。ニヤニヤ沈黙。
＊ボキャブラリーが少ない。カタカナ英語のボキャブラリーは膨大に知っているのに、それを本家の英単語として「聞けない」「読めない」「発音できない」。もったいない。
→といった状況にある方のコト。)
「質問おことわり」ですから、まったく会話になりません。ハタから拝見していて、まことにザンネンでなりません。
◎しゃべれない方はミナサンほとんどおなじ勉強法を採用なさってます。つまり、英会話教室にかよいながら、いつまでたってもしゃべれない、他のイラナイ族とおなじ方法です。
○それは、いまも昔も日本でおこなわれているやり方です。日本人であるアナタも中学高校でやったことのある方法です。
○第二次大戦のあとこれまでに三回、英語ブームがあったといわれます。その都度、いろんな英語本がベストセラーになるのですが、日本の英語事情におおきな変化はありません。
英語イラナイ族のみなさんを、しゃべれない状態におくタメではありませんが、
○英語環境を自ら創りあげるには、邪魔をする日本語環境の誘惑が強すぎます。勢い、イラナイ族の方々は、日々日本語モードで生活なさいます。仕方ありません、日本語の方がわかりやすいんですもの。
◎その挙げ句、日本人の英語ベタは自他ともにみとめる折り紙つきのままです。
でも、ミナサン「しゃべれる」やり方を採用しようともなさいません。
英語英会話の達人と呼ばれる人は、自分の体験談や練習法を本にしていますが、それらの方法は、ザンネンなミナサンのやり方とはまったくちがいます。それは、しゃべれない人が採用したくない方法です。
○ザンネンなミナサンは、いつまでたってもしゃべれないやり方に必死にしがみついていらっしゃるようにみえます。堂々めぐりのアリ地獄です。
結果、いつまでたっても、しゃべれない状態がずっとつづくのです。
○しゃべれるようになる練習法とはどんなモノか？
今まで再三述べてきました、イラナイ族であるアナタが絶対やりたくない方法です。
○６ヶ月で、そこそこしゃべれるようになれる、世界中の人々が採用しているやり方です。すなはち、語学留学にちかい状況をみずからつくりだすのです。
◎フォニックスを二た月以内で履修しておく。
◎やさしい本から音読をつづけ、一年以内に百万語を読破する。
◎英英辞典をつかう。英和辞典の弊害を知る。
◎自分流・基本文型100のマル暗記。くりかえし練習。
◎日常生活に英語をくみこむ。日記、メモ、手帳、TV、ラジオ、DVD、新聞、読書（PB）、Webサイト閲覧、携帯電話（スマホ）などなど。
