あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

日本人のザンネンな言語環境:連載 23/ ザンネンな人の毎日JAPANESE_LIFE

午前中の講座が終ってから、ランチのあと、

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I've been to the Grand Front Osaka. There has been so many people in every floors and shops.
E23/

「英会話」を勉強しているかぎり、Englishは身につかないと言うのは定説です。

「英語上達のネタ500 (bonjinsaikyoueigo.com)」 のメルマガでもふれられています、


読み書きと会話の出来る量に関わりがあるのは、
読み書きと会話能(リスニング、スピーキング)に密接な関係があるから、というコト。
それは、
*文字で作文できれば、発話もできる。
*読んだり書いたりするのに、時間も場所もえらばない。
*会話が進むなかで、聞いた音声(英語)をアタマの中で翻訳しながら判断応答するコトはできない。(和訳せずに)読んで直に分かるものだけが、聞いてわかる。
*英語でスラスラしゃべれる表現は、辞書をつかわずに書けるものに限る。
これを理解していないために、「英会話」をするほとんどの人が上達しない。
幼い頃から英語を使って生活する環境にいないヒトが英語で会話できるようになるためには読んで書ける力がなければいけない。
「今まで英会話スクールに通ってもちっともしゃべれなかった」
「会話の練習をしたけど、全然話せない」
「いくらリスニングをしても全然聞き取れるようにならない」
英語は知らない単語やわからない言い回しは、聞けないどころか会話でも使えない。使い方を知らないものは使いようがないというあたりまえの原理がある。
つまり英語を上達させるには
『英語を読めて書けるようにすること。それを聞けて話せるように持っていく』
英語の勉強法は突き詰めると、この一言に集約される。


○と、いうコトですが、
これは「百万語快読」の原理とかなり近い考え方です。
ただし、「ネタ500」の方法も「百万語快読」にしても、
とっかかりの第一歩で、いきなりテキストに取りかかっていては、なんにもなりません。
○ナマのダイレクトメソードが理想ですが、せめて動画を使った聞きとり練習から入るべきです。
日本の英語教育では、そうはできていませんから、種々の問題が固定化されてしまうのでした。
一般的な生活のなかで、状況に応じた決まり文句・言い回しから、耳ならしをしていくには、動画つきの音声教材が効果的です。ラジオが初心者にとって障害になるのは、全ての音声発話をテキストを見ながら聞かせているからです。
最近、NHKラジオの英語講座では「テキストを見ないで」と指示する講師もでてきてはいますが......。

○決まり文句の聞きとり練習が進捗していくなかで、テキストの音読練習に移るのです。
この時、発話文の単語をいちいち取り出して、日本語の意味を考えてはなりません。おおざっぱなイメージがつかめれば良いのです。そして、日本人がたくさん知っているカタカナ英語の元の正しい意味と使用法(例文)を調べ、正しい発音を聞き、
これを発音練習すればボキャブラリーが飛躍的に増えて、使いモノになります。
文法などは、遠い先の、長い作文をする段階になってからでかまいません。