25/ Phrase学習が大事だというコト。
○ 五年ほど前まで、私は毎年、教室の皆さんを南歐にお連れして、スケッチの旅を行っておりました。旅行代理店の企画したパックものではなく、私がコースと宿泊施設を指定した独自のスケジュールでしたので、到着地から最初のホテルまでは現地ガイドが送り迎えしてくれます。しかし翌日からは、私が添乗員兼通訳にならざるを得ません。英語と片言のスペイン語で走りまわりました。
○そういう、ちょっと軽くない負荷があったため英語スペイン語の練習をダラダラ続けるコトができたのです。どの英会話本にも、外国語学習を長続きさせるには、学習法も大事だが、それ以上にモチベーションが大事だと書いてあります。
○いらない族ザンネン派の方々は、このモチベーションが軽いのです。なんとなく「英語がしゃべれたらイイな～」レベルの淡い希望しかありません。「何ヶ月後にドコソコに滞在して、コレコレのコトをする」といった詳細かつ具体的な予定があれば、練習メニューもしぼりこむコトができますが、それもありませんから、日々オザナリな勉強のマネゴトでお茶を濁すコトになるのです。
○つまり、ただ今ココで、具体的な目標を持ち合わせていないヒトが英会話教室に週３回かよっても、ついにモノにならないのです。
だから、いらない族だと呼ばれるワケですが……。
○近頃では、英会話の練習本には、ほとんどCDが付いてますから、一通りのパターン練習が簡単にできます。ネットでいろいろな練習材料を無料で手に入れることができます。いろいろな国の英字新聞のサイト、ラジオ局のニュース番組、YouTUBEの音声付き画像、もう応接に暇のない環境があるのですが、
モチベーションの薄いヒトは、何にも興味を示しません。
