あなたのコトバが あなたをだます/日本語道場2020

「漢字假名まじり文」の日本語をkeywordに私たちの社会の深層をさぐります。

E26/Phrase学習が大事だというコト☆その2

イメージ 1

承前)……
実用英会話を目指すと言っても、
○ここでも、また、個別具体的に練習メニューを自前で作るしかありません。自分専用の、フレーズ、用語、言い回しを5~600、
毎日クチならし練習を繰り返すだけです。
どこかに「自分にピッタリの教材や学校があるハズ」なんてコトは100%ありません。
それともアナタは奇跡を信じますか???

○いわゆるフロー学習というものを推奨する英語プロがたくさんいらっしゃいます。
私の数少ないネットサーフィンや、覗き廻りで、英会話練習のメールマガジンやブログを読んでみても、その方法はアリキタリのパターンであります。

具体的なアクションは以下のようになります。
1.自分が生活するシーンで、どういうシーンがあるかをリストアップ。
2.そのシーンで発生しうる実際的な英会話(文)例を書籍等で調べ、ピックアップ。書きだし。
3.その英会話文を音読でクチならし。会話のシミュレーション訓練を繰り返す。

と、いったトコロでしょうか?
○自分が関わる実際的なシチュエーションを想定しなければなりません。アリキタリのモンギリ型会話文では、使いモノになりません。
また、日常会話と言っても、
ヒトそれぞれ、個人的条件(人格)の違いにともなって、話題が違います。
年令・性別・職業・地位・収入(可処分所得)・性格性癖・趣味・教養・知識・支持政党・思想信条・病歴・体格・出身地(方言ナマリ)・配偶者の有無・婚歴など、千差万別の個人的条件がさまざまです。通り一辺のアイサツのあとは、状況に応じて、自分の立場人格をふまえて話題をふらなければなりません。
ですから、自分が会話の主導権をもたなくても話す内容は種々雑多、当意即妙に応対できるか否かは、あなたの知性(会話能)にかかわってきます。
その人格を醸し出すのが、モノイイ(ボキャブラリー)なワケです。

○そんなレベルの会話を望んではいない、という方の英会話とは、
無味無臭のオザナリ会話、官僚の記者会見でのコメントみたいな陳述でしかありません。 それは、
旅行先で、買いモノや食事をしたりする時の会話文です。ことさら、あらためて練習するような会話文でもないのです。